BAD KIDS

ふと何かあると手にとる数冊の本の中の2冊。
BAD KIDS バッド キッズ (集英社文庫)』 (村山由佳
憧れる優しい関係。
海を抱く BAD KIDS (集英社文庫)』(村山由佳
集英社の今夏のキャンペーンでの
一冊らしく、冊子の紹介文の
「ことあるごとに体をぶつけ合い、罵り合った。
本当はお互いの存在そのものが必要だったのに。」
という箇所が好き。
これだけで十分に内容を表してるような気がするから。
ネットで見られる紹介文だけ読むと、たぶん
ちょっと感じが違ってとられてしまうのが残念。




この2冊と
きらきらひかる (新潮文庫)』(江國香織
が好きな自分はたぶん
地引網のように戻してくれる人がいないと
だめなタイプ。




たぶん誰にでも穴があいていて
それに気がつく人
気がつかないふりができる人
いろいろ。
でも、それを埋めるために
何かを探しているの?





悲しそうな目をみてると
なんだか
ひきこまれそう。
何度か。
何を伝えたいの。
知らない扉。




From Milan to Tokyo「そばにいてくれた」江國香織
近くにいる人にはできないことを、遠くにいる人がかるがるとしてしまう、
そんな状況があることを、私ははじめて知ったのだった。



(10日に書きました。)