One Way Radio(エコーズ)

Thanks! Radio



自分が何をしたいのか、よくわからなかった頃。
とりのこされているようで
なにかが足りない感じで
でも、どうしたらよいかわからなくて
ただすごく焦燥感にはかられて、不安で、もがいていた頃。
日々は淡々と過ごすのだけれど
家族や友達とも過ごすのだけれど
でも、ひとりで過ごしたくて
静かではだめで
音楽ではなくて、リアルタイムの声が側にいてほしくて
ラジオがいてくれた。
自分の場合は、伊集院さん。
落ち着かせてくれる存在でした。
自分の環境が変わったときも
そこに変わらずにいてくれる、在る、存在で
安心させてくれました。
いまも拝見すると、そのときのこと、気持ちが思い出されます。
ANNは地方にいるときは、東京の風を感じさせてくれました。
ゲストの方がおっしゃるとおり
本当に、いろいろと教えてくれるお兄さんのような存在。
隠れ家。遊び場。もうひとつの場所。
同級生より少しはやく大人の仲間入りをした気分にさせてくれました。




今回、スタッフの方のメッセージを聴くことができたのも嬉しかったです。
知ってる?のディレクターの方のお話、素敵でした。
「10年後のANNのスタッフになる君へ」
「僕は、中学、高校、大学とラジオが好きで
ハガキを出すうちに、ずっと好きだったラジオを仕事にしたいと思い
運良くニッポン放送に入ることができました。
ふと周りをみれば、番組に携わるスタッフ、パーソナリティー
やはりなんらかのかたちで、思春期にラジオに影響を受けている人ばかり。
もちろん、運の部分も大きいと思いますが
ラジオをずっと好きでいつづけられた人が
今のラジオの作り手にまわっていると思います。
好きでいること。
好きでいつづけられることは
人に指図されたり、強制されたり、ましてや努力したりすることではないのですが
それがぼくらの原動力だと思います。
HIDEさんが「ロックは初期衝動。」と話されていたように
ラジオもそれに似ているのかもしれません。
そういった意味では少なくとも、ぼくたち現在のスタッフの思春期に
深い楔を打ちこんでいったANNという番組が
ぼくらの育ての親であり、あるいは永遠の恋人なのでしょう。
そんなぼくたちが、今作っている番組を聴いて
何かが深く心にささった人に
ラジオの伝道師になって
10年後のANNをたくせれば
とせつに思います。」
番組パーソナリティの方が
「スタッフはラジオが好きで、楽しそうに仕事しているよね。」と。




自分のことになりますが
やはり、思春期の頃にラジオから伝わってきた言葉で
心に残っている言葉がいくつかあって
いまも支えになっているものがあるなあ、と思います。
教わったこともたくさん。



土屋さんの
「(これが流行っているから、でなく)
自分が感じた、おもしろいと思うこと
きれいだと思うことを、親切に伝えてください。」
西川さんのラジオに対する想いも、素敵で
「ラジオは想像力のいる情報ツール。」
という言葉も印象的でした。
垣花アナが昼間、伊藤さんと話されたという
「足りない人が何かしながら聴いているのでは。」
というお話も。
もう一人のゲストの方の
「どんな仕事でも情熱を燃やしつづけられるかが大切。」
いいなあ。惹かれる。私は落ち込んでしまったりすると
モチベーションが維持できなくなってしまったりすることもあるので
おこがましいのですが、考え方が
一緒だ、って思えて、なんだかすごく嬉しかった。
三人で話されている雰囲気も好き。楽しい、です。(^-^) 
最後もいいなあ。曲も気になります。
ありがとう。(u u )





最後にTRでお聴きした、作家の石田衣良さんの
お話を書かせてください。
若者の活字離れを心配されていて
その子達が、50年後はどうなっているのか。
「言葉は人生の半分を助ける。」
自分はエンタテインメント作家でいく。
作品中には、なかなか上記のようなことは書けないけれど
でも、難しいことは残らないけれど
面白くて、楽しいことは残るから。




「10年後の君へ」
素敵だなあと。
今の子供たちは、もしかしたら過去、未来と自分とのつながりの実感が薄いのでは
という話を思い出しました。
想像力があまりないのではないかな、という話も。
そして、今は孤独、ひとりの自分、と向き合うということが
少なくなっているのではないか、という話も。
放送を聴かせていただきながら
ラジオというツールは
やはり素晴らしいと
感じさせていただきました。
連鎖する素晴らしいツール。
やさしく、あたたかな存在。
大好きです。
そして、いまも楽しませていただいていることに感謝します。



母やその友人の年配の方が
深夜眠れないとき
ラジオに支えられているということも
書かせていただきます。



いろいろな気持ちを思い出させていただきました。
ありがとうございました。
「笑顔が一番。」




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(ひと休み)
今日の集まりでお世話になったやさしい方々の
あたたかなお気持ちに
感謝、です。(u u )